矯正お悩み相談室(初めての矯正治療)

初めての矯正治療

矯正治療って痛いの?

矯正治療は歯に力を加え、少しずつ歯を動かしていく治療ですから、痛みがまったくないといったら嘘になります。
矯正中は調節のために月1回、歯を抑えているワイヤーを交換するのですが、その後、2~3日は歯が浮いたような違和感や、軽い痛みを覚える方がいらっしゃいます。
ただし、矯正治療の装置も日進月歩ですから、以前のように金属製のワイヤーでがっちり歯を抑えるのではなく、マイルドな力で抑えられる形状記憶のワイヤーも登場しています。また、ワイヤー交換後の違和感も毎回数日で慣れますから、どうぞご安心ください。
何より、私の長い診療経験の中で、痛みを理由に矯正をやめた人はいないので、誰もが耐えられる程度の痛みと考えていただければと思います。

歯を抜かずに矯正できますか?

私たちも医師もできれば歯を抜きたくありません。
抜かずに矯正できればそれが第一で、まずは抜かずに治せるかどうか、その可能性を探ります。
しかし、想像してみてください。ソファや車の座席に定員以上が腰掛けようとすると、誰かが斜めに座ったり、前に出ざるを得なくなります。つまり、並びは凸凹になります。同じように、歯をきれいに並べるには、スペースに余裕がなければできません。そのために、歯を抜くという処置が必要になることもあるのです。
歯を抜かずに無理して治療しても、長い時間をかけたのに結局は元に戻ってしまう、歯が元の位置近くまで戻ってしまうなどの不具合が後々起こることがあります。
抜歯には、歯を失うというデメリットと、歯が凸凹にならずにきれいに並べられる、口元が綺麗になるというメリットがあり、当院ではその両方を患者さまに説明し、必ずご本人に納得いただいた上で抜歯いたします。
抜くか抜かないかのボーダーラインのときは、まず抜かずに歯を並べてみて、患者さまにもその状態を確認いただき、やはり気になったら抜くという方法を当院では実施しています。

矯正治療に保険はききますか?

矯正の治療費は基本、全額自己負担となります。
歯の矯正治療は、保険が適用されない「自由診療」にあたるため、治療費は基本、全額自己負担となります。
ただし、上顎と下顎の大きさや形・位置などの異常によって、顔面の変形や噛み合わせの異常を起こしている顎変形症の方は、外科的手術を併用する矯正治療が保険適用となります。
自由診療は、診療内容とともに治療費用も医療機関が自由に決めることができます。当院では、海外のように「矯正して美しい歯を手に入れることは当たり前」という考えを日本に広めるために、より多くの人に矯正治療を行っていただきたく、天神エリアの矯正歯科専門医院の中では費用を低く設定しております。

何歳から始めるの?

矯正に年齢の制限はなく、歯ぐきが健康であれば何歳でも治療可能です。
当院の患者さまで69歳の女性がご来院されましたが治療にはまったく問題がありませんでした。逆に20代の方でも歯周病がひどく、矯正できない方もいらっしゃいました。
大人の矯正は、早く始めて早くきれいにするのがベストです。その分、美しい歯で生きられる時間が長くなるわけですから。しかしお子さまの場合は、永久歯が生え揃って骨もまだ十分に軟らかい12歳くらいからの矯正治療をおすすめしています。
一般的に7歳で前歯が、12歳で奥歯が永久歯に生え変わるので、前歯の永久歯が生えてきた段階で噛み合わせに大きなズレが出ているなど、将来の顎の成長に悪影響を及ぼす可能性がある場合は、お子さまでもその時点で矯正治療をおすすめする場合があります。

矯正装置をつけたら、どんなことに気を付けたらいいのでしょうか?

矯正中はブラッシングをいつにも増して丁寧にしてください。
矯正中の歯はブラケットが付いている上に、ぐるりとワイヤーで抑えられていますので、歯ブラシを動かしにくく、とても歯が磨きにくくなっています。
せっかく歯並びが美しくなっても、矯正治療が終わって装置を外してみたら、むし歯だらけでは意味がありませんね。ですから、矯正中はブラッシングをいつにも増して丁寧にしていただくことをすべての患者さまにお願いしています。
また、ワイヤーを通すブラケットは、矯正治療後、最終的に外せるように接着していますので、強い力がかかると外れてしまいます。固いものを噛んでブラケットに当たるようなことがないように注意していただくことも必要です。
スポーツは楽しんでいただいて結構ですが、激しい動きで口元をぶつけると、口の中が切れることがあります。

矯正治療中はむし歯になりやすいのですか?

はい。むし歯になりやすいです。
矯正中は歯の表面に矯正装置があるため歯磨きをしにくく、どうしても口の中が不潔になりがちです。
むし歯になりやすい口内環境であることは確かなので、矯正中、食後はこれまでより丁寧に、時間をかけて歯磨きをしてください。 当院では、治療中のブラッシング方法なども治療スタート時に丁寧にご説明いたします。
万が一、矯正治療中にむし歯になってしまった場合は、状態によりむし歯の治療を優先せざるを得ないこともあります。矯正治療をスムーズに行うためにも、ご自身でむし歯予防に努めていただくことをお願いしています。

舌側矯正とブラケット矯正の違いを教えてください。

舌側矯正は、歯の表側ではなく裏側つまり舌側に矯正装置を装着する矯正方法です。
人からは見えませんので、矯正中であることを隠したがる日本で支持され、接客業など仕事上どうしても目立たせたくない方がよく選ばれる治療法です。
しかし、矯正期間も費用も一般的なブラケット矯正よりも倍かかり、また治療方法としても抑える力で行うのではなく引っ張る力で矯正して行くため、成功例の少ない治療法です。
一方、抑える力で矯正を行うブラケット矯正は、対応している症例が幅広くきれいに治る確率が高い治療法です。
患者さまのリスクとこれからの長い人生を考えた上で、特にご希望がない場合にはブラケット矯正をおすすめしています。どうしても舌側で、という方には、舌側専門の矯正歯科を紹介させていただいています。

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